院長挨拶

院長岡本 卓
患者本位の医療提供を目指したい思いで、この度愛し野内科クリニックを開業いたしました。
昨今の医療は、機械文明に振り回されたふしの感じられるところが多いと思います。
スタンフォード大学教授Verghese博士がいみじくも揶揄的に表現している、iPatientへと患者を見る医師の目は変化しモニター上に出てくる架空の人物で、まるで株価の数字を見るようにデータを追跡することができます。
しかし、これでは病気の診断間違いや患者の望んでいない医療をもたらしかねません。まさしく患者不在の医療です。
診断・治療に至る過程で、患者との良好な関係が作られていてしかるべきでしょう。
そして病気が出来るだけ早く見つけられ、取り除かれることが最大限求められなければなりません。
私は患者さんとの直接的な人間関係重視の医療を大切にしていきます。そして機械文明に振り回されず、機械文明を使いこなしていきたいと考えています。
患者さんにとって心のある医療となるよう最善を尽くしますので、どうぞよろしくお願いします。
プロフィール
1985年 | 東京大学医学部卒業 |
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1985年 | 東京大学医学部附属病院第三内科・第四内科研修 |
1986年 | 自治医科大学附属病院呼吸器・循環器・内分泌代謝内科研修 |
1987年 | 東京大学医学部第四内科医員 |
1988年 | 順天堂大学内科研究生 |
1991年 | 東京大学医学部第四内科助手 |
1992年 | ハーバード大学医学部博士研究員 |
1995年 | ハーバード大学医学部大学講師(インストラクター) |
1997年 | クリーブランドクリニック財団ラーナー研究所助教授 |
1998年 | オハイオ州立大学助教授兼任 |
1999年 | 理化学研究所脳科学研究センターチームリーダー就任 |
2001年 | 東京大学医学部医学博士 |
2001年 | 医療法人ケイ・アイオホーツク海病院内科 |
2004年 | 医療法人ケイ・アイオホーツク海病院院長 |
2009年 | クリニック開院 |